お掃除エアコンを購入した際のメリット、デメリットを把握しよう!

エアコンを新しく購入する際にお掃除機能付きエアコンを買った方が良いのか、普通のエアコンでいいのか迷っている方に向けてそれぞれのメリット、デメリットを解説していきます。

ハウスクリーニング業者で働いていて感じたことを書いていきますので、購入の際の参考にしていただけたら嬉しく思います。

この記事を読むことでわかること
  • お掃除エアコン、普通のエアコンどちらを購入すればいいのか
  • お掃除エアコン購入のメリット・デメリット
  • お掃除エアコンと普通のエアコンを比較し、
    きれいな状態を維持するための費用や労力の違い
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お掃除エアコンのメリット

フィルター掃除を自動でしてくれる

メーカーによりますが基本的に運転停止後にフィルターをお掃除してくれるので、自分でお手入れする頻度を減らせます。

お掃除エアコンのデメリット

  • エアコン本体の値段が高い
  • お掃除エアコンクリーニングの値段が高い
  • お掃除機能が動いていると音がする
  • 軽いホコリしか掃除できない
  • ダストボックスを定期的に掃除する必要がある
  • 機械部分(お掃除ユニット)が壊れるリスクがある

エアコン本体の値段が高い

メーカーやグレードにもよりますが、大体15万円ほど見積もっておく必要があると思います。
普通のエアコンが7~8万円ほどで買えることを考えると高いですよね。

お掃除エアコンクリーニングの値段が高い

実際に働いていた頃にお客様からよく「お掃除機能が付いているからエアコンクリーニングは必要ないじゃないですか?」と質問を頂きました。
しかし、お掃除機能付きエアコンでお掃除してくれるのはフィルターだけです。
つい最近のモデルで熱交換器(アルミフィン)を洗い流せる機能のものがでましたが、送風ファンをお掃除できるエアコンはありません。
つまり、お掃除エアコンもクリーニングしないと内部にカビが繁殖してしまうので、定期的にクリーニングする必要があります。

ダストボックスを定期的に掃除する必要がある/軽いホコリしか掃除できない

お掃除したほこりはダストボックスにたまります。
全面パネルを開きダストボックスを取り外してお掃除する必要があります。

お掃除機能が付いていても下の画像のように汚れてしまいます。自分でお掃除する頻度は下げられますが、定期的にお掃除が必要です。

お掃除ユニットが壊れるリスクがある

何台もお掃除エアコンをクリーニングしてきましたが、お掃除ユニットにフィルターが絡まっていることがありました。
フィルターが正しく付けられておらずに絡まったり、機械の不具合などリスクがあります。

お掃除エアコン、普通のエアコンどちらがいいの?

普通のエアコンが断然おすすめです!

お掃除機能付きエアコンでも内部は汚れてしまう上に、フィルター掃除も頻度を下げられる程度の機能になっています。
本体価格の安い普通のエアコンを購入して、数年に1度エアコンクリーニングを頼む方が安上がりできれいに保つことができます。

ご高齢でフィルターの掃除ができないなど特別な理由がない限りお掃除機能付きエアコンをおすすめすることはできません。

まとめ

多くのお家のエアコンをクリーニングしてきましたが、意外とフィルター掃除しかしてくれないことを知らない方が多かったです。

お掃除機能が付いていてもエアコン内部は必ず汚れてしまいます。
技術が進化してエアコン内部もきれいにできるようなお掃除エアコンがでない限り、普通のエアコンを買うことをおすすめします。

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